「ハピの巫女姫」の続編として執筆した作品ですが、実際には、ハピの終幕(大陸ムウの水没・地変)から1300年の時を経て、かつて天災を予見し新大陸へ移住していたハピ国の子孫たちが生きる、新たな国ガイアナを舞台にした物語です。「ハピの巫女姫」とはかなりタッチや空気が違いますので、その点も楽しんで頂ければ嬉しいです。「ハピ」より更に多くの登場人物と、各々の精細な心理描写と共に描き出します。

かつて有料メルマガで配信していた作品が、今回ご紹介する「第一話・神族の巫女姫」になります。第一話、といいつつこれだけで原稿用紙 4,000 枚の超・長編です。

物語を動かしていく重要なキャストに男性たちや男神が多いせいか、「ハピ」に比べるとやや『ハードボイルド』です。今後「ガイアナ神謡集」の名の下で、この国の歴史を様々な角度から描いて行きたいと思っています。我々の文明が始まる前、(アトランティス崩壊後の)時代の変換点を時間的背景として設定しています。

 

       
 
ムウの代とは「時の周波数」を違えるこの時代、宇宙から飛来した様々な「神」が人類と共に生き、その歴史のタペストリーを巧みに導きながら、時に人との間に様々な拮抗を生み出す時代。

そんなガイアナ国に誕生した半神の巫女姫と、彼女を愛する若きガイアナ王の数奇な宿命。人として、「個」として生きるのか、魂として「神々」の代理として自らを捧げるのか。・・その狭間でもがき苦しみながら、人格であること、ソウルであること、神の分霊であることの間で揺れる二人を軸に、周囲の人々や神々、それぞれの思惑・立場・宇宙的使命が交錯する。

 

時を越え、次元を越えた愛の形。神と人が織りなす多次元叙事詩。


「ハピの巫女姫」を読んでいない方でも楽しめると思いますが、「ハピ」の登場人物たちが多く転生しています。また、「ハピ」のヒロインは次元上昇し女神として登場しますが、彼女は少なからずこの物語に大きな影響を与え、同時に彼女自身の「ハピ」でのカルマを清算するため地上に顕現します。

「ハピの巫女姫」で物語の鍵となっていた「秘密結社」が形を変えて存続し、再びガイアナの歴史に関与しているなどなど・・「ハピ」を踏まえてお読み頂いたほうが、感情移入や感動もまたひとしお、と思います。

舞台となるガイアナ国は、源流であるハピ国およびムウの文明から継承した、女神崇拝、自由契約による重複婚を基盤とする母系社会を営んでいます。主な舞台となるガイアナの首都ラサは、かつての都市国家ハピよりもかなり大規模な都です。主要な登場人物も多ければ、物理的な広がり、次元的な幅もかなり濃密です。

同時に、神々にも各々の立場と目的があり、人間たちの政治や情交にまつわる思惑と、複雑に絡み合います。そんな「ガイアナ神謡集・第一話」ですが、強く求め合う主人公の男女の相愛が中心軸となっています。取り巻く人々の、自由契約婚ならではの交錯する恋愛・情愛関係もまた、この作品の醍醐味です。

新たな時代を担うために飛来した神々の勢力、追われようとしている古き神々、翻弄される人間たち。地球をめぐる宇宙勢力の拮抗という視点も、注目していただければ幸いです。執筆時にはまだエナジーヒーラーをしていなかったAmari ですが、自動書記状態で書き上げたこの『ガイアナ』は、その後の12年のヒーラー活動の中で、「本当にそうだった、そういうものだ、」と気づかされる要素が数えきれないほど含まれていました。

いまだに読むと「学ぶ」ことが多い、という不思議な多次元小説。読者の方々も、「読んでいるとエネルギーが流れ込んでくる」「周波数が高まらないとガイアナは読めない」など、エネルギーワークのようであるというコメントを多くいただきます。読むことでイニシエーション・・と言えるかもしれません。メタフィジストの方々にもおすすめします。

 

 


 

 
世界樹ブックス・お買い物ページ

作品紹介『ハピの巫女姫』


 

  • 美しいクリスタルとメタフィジカルストーン
  • フェアトレード&ハンドメイド、ぬくもりの雑貨セレクト
  • オーガニック・ハーブ&アロマ by Sonnentor
  • オーガニック&ナチュラルライフ
  • ブレスのお直し

カテゴリーから探す

モバイルショップ

カテゴリーから探す