2023 8. リバイズ20%OFFになっていたところ、更にそこから2万円引き!
カイラスクォーツの新着、ハイグレードタイプの242gです。先にupしている同じくハイグレードの大きめ(394g)の1点とともに、もう何と表現したら良いか・・と、手にして沈黙してしまうようなカイラス水晶。こちらも、様々なミラクル、神秘をその歴史に感じる1点です。
ひとつの水晶のトップが欠損した部分に、新たな、整ったファセットを持つ結晶が形成され、それが全体の「顔」になっています。そうそう、ポイント原石というより複合的な群晶と言えます。柱面部分も隣の結晶たちと合体し合っていて、周りの結晶たちも多方向から互いに合体、また欠損したらしい部分は自己修復し、浸蝕、貫入ポイント、グレーの鉱物の付着・インクルーズ、本体の裏面もセルフヒールド・・と賑やか。
二階建てになっている中心のポイントは、ファセット内に、接合部分の白銀の光の反射と、虹が見られます。三角レコードもある「レコードキーパー」クリスタルです。
「自然」という熟練の匠によって、鍛錬に時間を掛けて、作り上げられた作品のよう。カイラスならではの世界観、奥深さを感じます。
こちらも素晴らしいですよ!ぜひご覧下さい。
https://lumiereblanche.shop/?pid=161982369
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ショップで16年石を扱って来たけれど・・自分個人としてもたくさんの石たちとの縁を経て来たけれど・・・カイラス水晶ほど、「秘めた」感じのする水晶は、出会った事がない気がします。聖山として未だチベット側は入山が許可されていないそうですが、古来、僧侶たちが出会い手にしていた、という言われにもぴったりと来る、厳かな存在感です。
チベット・ヒマラヤの単独法として知られるカイラス山。標高6500メートルを超え、チベット密教、仏教、ヒンドゥー、ジャイナ教においても聖なる神の山として崇められています。聖地として守られているので未だ未登頂の山だそうです。素敵な響きのサンスクリット名は「カイラーサ」で、水晶「ケーラーサ」との関連が考えられるそうです(wikipedia)。つまり水晶が採れることが昔から知られていたのかもしれないですネ。
現在はネパール側から入山し、国境を越えてチベット領内へ入り、採掘されるそうです。
厳かなタイプの水晶がお好きな方は、ぜひ一つ、持っておきたい産地。おすすめしたい気持ちは山々ですが、数が非常に限られています。惹かれる方はぜひ、ご検討ください。
産地:チベット カイラス山
サイズ:
242g
8.5 x 7.5 x 3.7 cm