先日、単ポイントでご紹介したダルネゴルスク産グロースインターフェレンス、こちらは群晶原石です。斜めに切り込みが入ったように切り取られていたり、横に浸蝕あとのように段々が入っていたりと、カルサイト類が共生した後に雨などで溶けて不在になった歴史が刻まれています。

ダルネゴルスクの石たちは優しく、見ているだけでハートが癒されるようなものが多いのですが、シフトクォーツはその複雑な歴史ゆえに磨き上げられたかのような、独特の強さを感じさせ、手にとる人にもパワフルな変容の力を齎らします。とはいえ、あくまでも植物界や精霊界のような響きを集合的に持っている当地の水晶ですから、清めて直感を研ぎ澄ます、ハートを癒すような形で、導いてくれるように思います。

Twitter でも少し書きましたが、ダルネゴのインターフェレンス水晶はユニコーンのイメージを感じさせます。ハートに響くという点でピュアレイにも似ていますが、より長老的な、古さと啓司の力のようなものを運んでくれる印象です。

コレクションとしても。見事なグロウスインターフェレンスの造形美です。

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about シフトクォーツ

成長干渉（グロウスインターフェレンス）、またの名を「シフトクォーツ」とも呼ばれるパワフルなクリスタルです。付着共生しているカルサイトが、雨などの浸蝕で長い年月をかけて溶け出して、その痕だけが水晶に、刻みのように残されている原石。ダルネゴルスク産ではたびたび見られますが、全体としてはそれほど多くはなく、自然界の奇跡のような演出に、驚かされるクォーツです。

この謂れの通り、持つ人にも水晶が経て来た長い年月、生き抜いて来た時間、歴史によって刻まれた強さ、成長、進化、シフトアップしていく力を分け与えてくれるような。圧倒されるようなパワフルさがあります。オフィスのワークルームにはいくつもの大小のシフトクォーツがありますが、どれも手にとると風のように躍動感のあるパワーを感じます。

とはいえ、ダルネゴルスク特有の、精霊界に属するような優しさも併せ持っています。個人的なシフトクォーツの印象は、それゆえに「ペガサス」や「ユニコーン」です。優しく清く、美しい調和世界に属していながらも、正義の戦士のように純粋で強い。

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about ダルネゴルスク

ダルネゴルスクは極東ロシア。日本海沿岸にある地区で、市の紋章が水晶の絵柄であるくらい、鉱物資源の採掘、輸出を産業とする地域。フローライト、クォーツがいずれも個性的な不思議かつ魅力的な姿をしていて、鉱物好きな人々を魅了します。が、やはり以前よりもずっと出回る量も減り、更に希少になりつつあるようです。

以前アルガンザの石のクラスで二度、ダルネゴルスクの石たちを集めてグリッド瞑想をしたことがありました。小さなキラキラした精霊たちが踊るような世界、植物界のデザインがそのまま、鉱物の中に入っていくような世界を垣間みて、体験して、喜んでいました。

アルガンザの世界観でいうアンドロ精霊界、自然界の中でももっとも微細かつ深淵な領域が、この世に石として顕現しているようでもあり、この産地独特の秘教的、地球史にまつわる秘密があるのだろうな、と思い。ますます好きになりました。

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ダルネゴルスク・プラゼムグリーンクオーツ
https://lumiereblanche.shop/?pid=153767923

ダルネゴルスク・グリーンクォーツ群晶
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産地：ロシア極東　日本海沿岸部　ダルネゴルスク

サイズ：
１３３g
8.3 x 6.9 x 5.0 cm