ストロマトライト・カンババジャスパー・スフィア270g 直径 5.8cm

10,000円(税込11,000円)

マダガスカルの「カンババジャスパー」スフィア、2点目です。産出地のカンバビ湾からそう呼ばれているジャスパーですが、地球最古の生命体であるシアノバクテリアが形成する「ストロマトライト」が化石化したものであることが分かっているそうです。

海を感じさせる漂うような曲線的な模様は愛らしく、すべすべの石肌も魅力。落ち着いた深いグリーンが見ていると大きなものに抱かれるような気持ちにさせてくれます。インテリア性もあり、空間に素敵な存在感を放ってくれます。

追記:
カンババジャスパーは「ストロマトライトの化石ではない」、また「ジャスパーでは無い」、という意見もあるようです。仕入元(アフリカ)ではストロマトライトである、という見解を持っていて、ジャスパーも個別の鉱物ではなく広い意味の通称。当店としては現地のサプライヤーの見解に沿って、ご紹介しておきたいと思います。今後分かった事がありましたらまた反映いたします。


以前は「オーシャンジャスパー」と呼ばれていたようで、私は確かにこの石と同じと思われるマダガスカルの巨大な(ボーリング玉ほどの)スフィアを「オーシャンジャスパー」として十五年前くらいに購入していて、今でも大事にしています。

一般的に「オーシャンジャスパー」と言われる同じくマダガスカルの海岸で産出されるジャスパーは、サンゴなどの化石がカルセドニー化して、アゲートやジャスパーに変わったものであり、カンババジャスパーはそこに含まれない、というのが正しい様です。確かに見た目も「オーシャンジャスパー/アゲート」はだいぶ違いますね。
こちらから一覧出来ます:
https://lumiereblanche.shop/?mode=srh&sort=n&cid=&keyword=%A5%AA%A1%BC%A5%B7%A5%E3%A5%F3

シアノバクテリアは現在でも、オーストラリアに生息しているという驚きの生命、地球の歴史の証人です。名前は「バクテリア」ですが、藻類で、層状の球のような塊を形成しながら育ちます。化石となった「ストロマトライト」はドイツ産も時折、見かけます。

こちらのカンババジャスパーとなった南アフリカ地域のストロマトライトは、アフリカ大陸が超大陸から分離する6000〜8000万年前に形成されたもので、発見されている中では世界最古とのこと。生き物的な模様は、ストロマトライトの積み重なるリングのような構成をそのまま、残しています。

地球最古の30億年前の生命、そしてアフリカ大陸の形成時の8000万年前の記憶かあ・・と、ロマンにひたれるこの石は、母なる地球とともに生きてきた自然界、海の生命たちの叙事詩を伝えてくれるでしょう。

ジャスパーは古代から碧玉と呼ばれ、世界中、日本でも装飾品に使われてきた石。広い意味では水晶やめのうなどと同じクオーツ系の鉱物です。ですので非常にオールマイティな働きをしてくれますし、他のミネラルともうまく調和します。

ジュディ・ホールさんの著書では、ジャスパーは『最高の養育者』と表現されています。ストレスの在る時は元気づけ、サポートを与えてくれ、人生のあらゆる側面を統合に導く・・保護作用があり、ネガティブエナジーを吸収、陰陽のバランスをとり、心身魂の調整をしてくれる・・さらに「勇気や、自分に正直であること、行動力や決断力をサポートしてくれる」と、何とも頼りになる石として紹介されています。

私自身が好きな理由として、特に共感出来るのは最後の段にあるように、現実を創造していくためのクリエイティブな力、発想力や、イメージ力、自由な思考を助けてくれるように思えるところ。水瓶座の保護石でもあるので、自由、創造、常識にとらわれない芸術家的な発想力と行動力を刺激してくれる気がします。そんなジャスパーは、ぜひ日常の中にいつも存在していて欲しいミネラルのひとつです。枕元において一緒に寝るのも良いです。


店主おすすめ:オーシャンジャスパー春風のような大型ポリッシュ
(直輸入品につきかなりお買い得です)
https://lumiereblanche.shop/?pid=170480960

産地:マダガスカル
サイズ:
270g 直径5.8cm

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