南アフリカ産の希少なスティッチタイトwithサーペンティン、スタンドするタイプのポリッシュです。
スティッチタイトはクロムとマグネシウムの炭化鉱物で、ピンクがかった紫、つまりマゼンタカラーをしています。サーペンティン（蛇紋石）の一種で、含まれているクロム鉄鉱が変性して生成され、結果、サーペンティンと共生している形になるようです。
色はライラックというくらいの淡めからあるようですが、今回入荷のこちらは豊かで深い感じるのする大変美しいマゼンタパープル。
こちらは１９８g 。なめらかに先端が尖った火焔型のような、しずく型のような。火のような、水のような。絵になるフォルムです。スティッチタイトは繊維状に、サーペンティンの中に走るように見える部分もあり、何とも言えない色の妙。そして光沢を放って見える部分も。
市場に出回ることの少ない石と言われていますが、南アフリカ、Barberton の鉱山から直接入った原石を工房で磨いたもの。通常知られるのはオーストラリア産の同じくサーペンティンとの共生ストーンで、著名なクリスタル研究家のメロディさんがそれを「アトランティサイト」と名付けました。
アトランティサイトはカーキグリーンのサーペンティンの中にスティッチタイトが点在するという様相ですが、この希少な南アフリカ産は、割合が逆点し、スティッチタイトがメインになっています。
アトランティサイトはアトランティスの記憶と繋げると言われていますが、やはり同じくこのスティッチタイトサーペンティンにも、アトランティスへのノスタルジーのような記憶をくすぐられる感覚があります。けれども色合いは逆転している。・・・そのことで、どのような効果の違いが生まれるかを感じてみました。
グリーンがメインのオーストラリア産は時空としてのアトランティスにつながる、つまり記憶や情報、という印象がありますが、スティッチタイトwithサーペンティンはとてもフィジカルにフワっと温かい膜で包んでもらうような反応があり、安心感、安定感を感じさせてくれます。
それにより思い出したのが、ルートチャクラよりはるか下、人間のオーラシステムの基底の部分にあたるアーススターチャクラ。不活性で不具合が起きていると、濁ったようなカーキ色で見えることがありますが、浄化と活性が起きると、美しいマゼンタ色に輝きます。アルガンザのスクールではそれを、仏像の足もとの蓮台のような形でマゼンタの花を咲かせるというイメージで、ワークをしていました。
アーススターチャクラは、「魂がこの地上での生にコミットし、グラウンディングする」という大事なチャクラで、ルートから上の一連のチャクラシステムも、このアーススターのあり方が健全であるかどうかに、状態を左右されるといっても良いでしょう。魂を地上で花開かせる・・そんな意味をもった重要チャクラです。
同じサーペンティンということで、ハートシードチャクラの石としてご紹介している「メドウグリーンサーペンティン」と、一緒にお持ちいただくのも良さそう。ハートシードの「自己信頼・自尊心」とともに、足の裏から３０〜４０センチ下の、地中に位置するオーラの卵の基底部分＝アーススターを、意識してみてください。その助けになってくれそうな石です。
（ハートシード、アーススターも含めたアルガンザのチャクラ論はJudy Hall著に習っています。
『厳選１０１パワークリスタル』に掲載されています。）
また、繊維状に広がる様子が神経組織やニューロンのようにも見え、個人的には脳を意識したワークにも良さそうと感じました。ルビーレッドのマスター光線「サナンダ」は、恐怖を消してくれるという働きで、スクールのマスタークラスでも導入していました。脳に働きかけ、何らかの癒しを行いたい方は、この石とともに行うと良さそう、と。まだ店主も試していませんが、またご報告出来ればシェアしたいと思います。
温かいものに包まれる、守られる、というフィーリングをとても感じさせてくれる石です。
美しいのでコレクション、インテリアストーンとしてもおすすめです。
産地：南アフリカ共和国 Barberton
サイズ：
１９８g
9 x 5 x 3 cm
